2012年8月2日、バスに乗り込み東北に向かいました。
参加させてもらったのは、“クリエイティブの可能性”というプロジェクト。詳しい説明は割愛させていただきますが、こちらの記事を読んでいただければと思います。
震災から1年以上経った今、被災地に行くことの意味に疑問を抱く人もいるかもしれません。なんでもっと早く行かなかったんだ、って。今行って何ができるんだ、って。その気持ちすごくよく分かります。私もそうだったから。でも、帰ってきた今行ってよかったって心から言える。そして、実際に被災地を訪れて感じたことや思ったことをもっと考えていきたいなって思うようになりました。
でもね、ひとつだけ声を大にして言いたいことは、わたしの考えなんてどうでもいいんだってこと。わたし一人の考えなんて、正しくもないし、それと同時に間違ってもないと思う。つまり、答えなんかないんだよね。どこにも。一番大切なことは、自分の目で現実を見て、自分の頭で物ごとを考えて、それを自分の言葉で表現することだと思っています。情報社会の中で、わたしたちは無意識のうちに考えることをやめてしまっている気がします。色んなことを考えていると思っていても、意外に誰か他の人の考えを自分の意見のつもりにして満足してしまってること、あるんじゃないかな。けれど、それじゃあ何にも始まらない。まずは自分で考えることから始めないとだめなんだな、って今回改めて思いました。だから、わたしからこれを読んでくださっているみなさんにひとつだけお願いがあります。
被災地に行ってください。
何ができるとか、何を得られるとか、考えなくていいから。自分の目で被災地の現状を見て、空気を感じて、そこで思ったことを自分なりの言葉にしてみてください。今の自分にできること、それは被災地に対してじゃなくてもいい。自分が今するべきことを自分自身で見つけ出してみてください。一人一人が自分なりの答えを見つけ出すことができれば、きっと何かが変わると思います。テレビやネット、本を読んで被災地のことを知ることも大切。でも、実際に行ってこそ分かること、感じること、たくさんあると思うんです。だから、時間があるなら、少しでも心が動いてるのなら、どんな手段でも構わないから被災地に足を運んでみてください。
被災地は、恐い場所じゃありません。
被災地は、可哀想な場所じゃありません。
笑顔だってあります。
頑張って前を向いている人たちだってたくさんいます。
川でのんびり釣りしてる人だって、立ち話しているおばちゃんだっています。
わたしが被災地に行って思ったこと、たくさんありました。書きたいことたくさんあるけど、あえてそれは書きません。
みんなに自分で考えてほしいから。
最後にひとつだけ、被災地での4日間を経て一番強く感じたことを書いて終わりにします。それは、“時間なんて、思っているよりも全然ないんだ。”ってこと。時間は有限です。自分自身の時間がいつ終わるかなんて誰にも分かりません。3月10日、被災地で暮らしていた人たちで次の日に時間が終わってしまうなんて考えていた人、居なかったと思います。けれど、確かに、時間は終わってしまった。
被災地に行くのも行かないのも自由です。でも、行かなければ分からないことがたくさんあります。
時間はいつ終わってしまうか分からない。だから、今時間があるのなら被災地に行ってみてほしい。色んなことを感じてみてほしい。たくさんのことを考えてみてほしい。
ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございました。
一人でも多くの人が被災地に足を運んでくれることを願っています。

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